「自分の命は自分で守る」~もしもバスの中に取り残されてしまったら~
本園の送迎バス運行にあたっての留意点は先日お伝えした通りですが、子どもたちが「自分の命は自分で守る!」という観点から、今月の防災訓練は「もしも園バスに取り残されてしまったら…」という想定で実施しました。
はじめに、オリジナルの紙芝居を使いながら、助けを求めるために自分でできる行動として
- 声を出したり窓をたたいたりする
- バスの中のブザーを押す
があることを確認しました。
その後、一人ずつバスに乗って疑似体験してみました。子どもたちからは、「バスの中が暑かった!」「ドアを閉めると声が聞こえなくなる」などの感想が出されました。
また、本園のバスの運行では下記の取組も始めました。
バス乗車時に通園バックを添乗員が預かります。降車時に添乗員がバックを園児に渡すとともに、降車人数を確認します。
これには、2つの目的があります
①子ども自身の降り忘れを防ぎます。
バスが到着してから、子どもが「園生活に必要なもの」であるカバンを持って登園できるように指導します。
②職員が乗車人数を即座に確認できるようにします。
降車の際に、添乗員が預かったバックを子どもに渡すことにより、バックが残っていれば職員が降り忘れに気づきます。降車人数を必ず確認できます。
あってはならないことですが、もしもの時に少しでも自分から行動することができるように、これからも防災訓練を続けていきます。